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連載2004年

 投稿者:ツー  投稿日:2018年 7月29日(日)17時48分57秒 kcc-122-255-227-72.kamakuranet.ne.jp
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  5月2日 5時に目が覚める。窓から外を眺めると雨は止んでいるが、曇り空で今にも雨が落ちてきそうだ、日の出も見られず残念。朝風呂に行き売店でカステラを買う。朝はバイキングなので又余計に食べてしまう。急いで仕度をしてホテルを後にする。左に曲がりフェリー乗り場に向かう。右に曲がればすぐ近くにガソリンスタンドがあったが、戻るのが嫌なので先を急ぐ。少なくなったガソリンを心配しながら走り続ける事30分、今だスタンドは見つからず、戻っても先程のスタンドで給油しとけば良かった。ガス欠になるな~と思った時、右側にガソリンスタンド発見、先客がいて待たされる、何でそんなに時間がかかるのか!フェリーの時間が気になる、イライラが貯まる(お金が貯まるならOKなのに)やっとガソリンを入れ8時45分発のフェリーに急ぐ。路面が濡れているのでカーブは慎重に走る。かなりの距離を走りフェリー出発5分前に着くがオートバイのスペースが空いているのに満車とのこと。臨時便が9時に出るのでチケットを早く買うようにと言われ、売り場に急ぐ。狭いロビーで待つことになる。外は雨が降ったり止んだりしている。9時出発のフェリーが港に入ってくる。フェリーと言っても東京湾フェリーの半分もないような船で心配になる。二輪は私のローライダー一台だけ、何故か寂しくなる。連休といえどもオートバイで旅をする人は少ないようだ。港を出て直ぐに天草諸島が見える、僅か30分で口之津港から鬼池港に着く。九州に行く目的の一つでもある龍冠さんの自宅を訪ねるため本渡市に向かう。10キロ位走り本渡市に着く。町としては立派で大きなホームセンターやオートバックス、大型スーパーなどの建物が並び道路は四車線!私の住んでる所と違うのは人が少ない事。馬場町に入り、酒店で龍冠さんの家を訪ねると、あ~婿さんの家だねと言い、話だとまだ3キロ位先とのこと。そんな遠くでも直ぐに判る。名字が珍しいのか土地柄なのか?龍冠さんの奥さんがこの近くの老人保健施設に勤めているそうだ。お礼を言い走り出す。基盤の目のように分譲された場所に住宅が並ぶ所を探して、遂に龍冠さんのマイホームに着く、10時だった。ドアーホンを鳴らしても応答なし、写真だけでも写そうかと思っても留守なので困ったな~と思っていたら、隣で畑をしていたお爺さんにお願いして撮ってもらうことにする。カメラで写そうとした時、娘さんが車で戻って来た。おじいさんが気持ちが通じたのかなと言いながら帰って行った。お父さんの知り合いの者で鎌倉から来た事を説明すると、え~と言って目を丸くしていた。可愛いい娘さんでこの子が本当に龍冠さんの子供とは驚いた!車の中には赤ん坊が乗っている。生まれた赤ちゃんを龍冠さんはまだ見ていないそうだ。娘さんに頼まれて私が赤ちゃんを抱いて娘さんが写真を撮ることになる。落とさないか泣いてしまうのかと心配になる。この子は人見知りしないから大丈夫だと言われてしまう。石みたいに重くガッチリした赤ちゃんだ。龍冠さんには5人の孫がいる中で一番お祖父さんに似ているそうで、よく見ると、なるほどと思う。写真ができたらお父さんに見せてねと頼まれる。雨がポツポツときたので急ぎ熊本に向かうことにする。途中でカッパを着て、これで雨が強くなっても安心だ。本渡市から直ぐに瀬戸大橋に出る、両側がループ橋になっている、全国でも珍しい所だ。左に海を眺めながらロザリオラインを走り有明海に入る。海の直売所が両側に並び、海の幸が味あえる店が続き良い匂い漂う、サザエでも焼いているのかな?。324号線を途中から松島道路に入り、天草五橋の松島橋ー中野橋ー大矢野橋を渡って行く天草パールラインはとても美しく海に小島がポッカリと浮かぶ姿は仙台の松島と並ぶ素晴らしい所で海はコバルトブルーに輝き何処までも澄んでいる。もし天気が晴天だったらどんなに綺麗だろうと思う。右側に天草四郎公園の天草四郎メモリアルホールが見える、寄ってみたいが今日は鹿児島まで行きたいのでそのまま通過する。しばらく走っていると左側に天草四郎の銅像が見える、音楽が鳴り響き活気がある場所に出る、ここで小休止することのする。お店屋さんが並び歴史を見せる所でなく、観光を目的とした何処にでもある利益追求を求める施設だ。写真を写し、直ぐに走り出す。最後の橋、天門橋を渡り天草街道57号線に入る。美しい干潟を眺めながら走り、刺身料理の店が目立つ、何時もの癖でもう少し先で昼にしようと思いながら、遂に店屋がなくなってしまった。腹が減って困ったな~と思ったら、左側にうさぎ食堂の看板が見えた、海の際に建つ店で昼食にする。メニューを見ると刺身料理などなく、あるのは肉定食又は長崎ちゃんぽん。もう少し手前で刺身定食を食べていれば良かったが今更後悔しても後の祭り。九州まで来て長崎ちゃんぽんを食べないとはと思い注文する。スープの白いのが気になり、今まで食べたことがなかった。大きな窓から外を眺めると干潟の海岸に車が沢山停めていて大勢の人で賑わっている。水が引き、遥か彼方まで陸地が続いている。私が中年の店員さんに鎌倉から来た事を説明すると、私も一か月前まで東京に住んでいて、よく鎌倉に出かけたとのこと、懐かしがっていた。見知らぬ土地に来て住みつく、私など生まれ育った土地を離れずに生活している、大したもんだ。見てビックリ、大きな丼ぶりに溢れんばかりのソバ、食べて又ビックリ!旨い旨いこと、野菜がたっぷりで海の幸も鱈腹入っている。私の住んでいる所の倍はあると思う。これは食べきれないと思ったが汁まで飲んでしまった(笑)北海道の富良野から旭川に抜ける途中で食べた豚汁定食を思いだす。どちらもけして忘れることはないだろう。外で写真を写してもらう。しばらく休憩してから熊本に向かう。680円のチャンポンでした、安い!松橋町に入り、ハーレー軍団に出会う。全員が同じスタイルでシーシーバーにキャンプ道具を積み、黒い革ジャンパーと黒い皮ズボン、全てが黒、信号待ちで停まると前のワゴン車から若い女の人が下りてきて急いでカメラのシャッターを押す。ライダーもよほど嬉しかったのか全員で手を上げるパホーマンスを見せる。我々ライダーは車と違い常に見られているのでファッションが大事だと思う。熊本に行くつもりだったが時間的に無理なようなので、松橋ICより九州自動車道に入る。高速に入ってから晴れてみたり曇ったり雨がザーと降ったり忙しい天気になってきた。宮原SAでガソリンを給油して本線に戻る。それにしても快適に走るFXLR87年。後ろからハーレースプリンガー2台が大きな音を出して追い越して行った。宮原SAに停まっていた二台だ、雨が降る中カッパも着ずに140キロ以上でか飛んでいった、事故のないように。山江SAを過ぎた頃、九州道で初めての渋滞。車の脇を擦り抜けていくと四車線から二車線になる所で混んでいた。更にその先がトンネルになるので余計に混んでしまう。加久藤トンネルに入り渋滞の中、擦り抜けもできず排気ガスが充満するトンネルの中,口に手を当てて走る。後で地図で調べたら7キロ位あるトンネルだった。引き返す訳にもいかず、やっとの思いでトンネルを出る。一年分の排気ガスを吸ってしまったようだ。鹿児島自動車道と宮崎自動車道の分岐点、えびのJCTを通過して鹿児島に向かう。途中、鹿児島空港が左側に見えて、飛行機が離陸していった。東九州自動車道の分岐点を過ぎて桜島SAに着く。15時30分だった。サービスエリアの高台から桜島が見える。一度は見たかったかった桜島が直ぐ近くに、鹿児島まで来て良かった。嬉しい気持ちもここまでだった。サービスカンターで宿泊情報を貰いTELするが何処も満室。何回かサービスカンターに行き泊まれそうな所を教えてもらうが何処も満室とのこと。オートバイライダーグループの人達が心配して話しかけてくる。泊まる場所が見つからない事を説明すると直ぐに今日泊まる指宿の近くの温泉宿にTELしてくれたが満室とのこと、ライダーは皆、親切だお礼を言う。グループの方々がお元気でと言いながら旅立って行った。古いBMWR100RSのライダーが私の隣に停める。この人も泊まる宿を決めていないそうだ。私の話を聞き、昨年は何処でも泊まれたそうだ。直ぐに宿泊ホテルにTELするが何処も満員とのこと。今日泊まって明日、日向からフェリーで川崎まで行き自宅の浜松まで帰るそうだ。51件目の中原別荘にTELすると一人部屋のキャンセルがあるとのこと、やれやれ。やっと泊まる場所が決まる、場所を詳しく聞き。サービスカンターに行き泊まる場所が決まったことを報告してお礼を言う。良かったですねと自分の事のように喜んでくれた。BMWのライダーに泊まる所が決まった事を報告する。一人しか泊まれずに済まないと謝ると逆に良かったですねと励まされる。ここでバックに被せてあったカバーが無くなっているのに今、気が付く。鹿児島市内に向かって出発する。桜島SAにいた女性ライダーの速い事、たちまち見えなくなる。そう言えば龍冠さんの自宅に寄って娘さんに静かでいい所ですねと言ったがいざ住むとなると考えてしまう。鎌倉にでてきてる龍冠さんの気持ちが分かるような気がする。そんな事を考えているうちに鹿児島北ICに着く。国道3号線を真っすぐに行く途中、桜島SAにいた女性ライダーと信号で並ぶ、照国神社までの道のりを尋ねると何処までも道なりに行くようにと言われる。3号線がこんなに混むとは驚いた!人通りの多い所に出る。信号機の右を見ると中原別荘のホテルの看板が見えた、急いで右に曲がり中原別荘に着く。17時だった。本日の走行300キロ。ホテルで女性店員さんが重たい私のバックを持ち、仕事ですから大丈夫と言い部屋まで運んでくれた。案内された所は倉庫と同じような扉が、驚いた!周りの部屋はどの部屋の扉もステキでガッカリする。部屋の中に入り又ビックリ!ベッドはパイプベッドで部屋の壁もとてもお世辞でも言えない位お粗末で倉庫か物置のようだ、とても部屋とは思えない!桜島サービスエリアで51件目で宿泊が決まりTELでオートバイなので今日泊まれなかったらどうしようかと思っていたので本当に有難うございますと何回も言ってしまった。やに丁寧だと思ったが、そう言うことか、なんだか腹が立ってきた。昨日に続き夕食は遅かったので出ないそうだ。店員さんが安くって旨い店を紹介してくれた。さつま揚げの旨い店と鹿児島焼酎の店が書いてある地図を貰う。ドアーを叩くノックの音、今度は中居さんが部屋に入ってくる。部屋の説明と大浴場の行き方と朝の食事の事など一通りの話をしてくれたが、なかなか部屋を出ない、チップでも貰いたいのか?倉庫みたいな部屋なのでチップなんかあげられるか!!どうもご苦労さんと言って追い出す。急いで大浴場に行く。大浴場と言っても、かんぽの宿のような大きな風呂ではない。鹿児島の中心に位置するので無理もないが。湯上げバスタオルが部屋にないのでタオルで身体を拭く。周りを見ると皆バスタオルを使っている。部屋がボロならバスタオルもないのか、又腹が立つ。フロントにより説明すると、おかしいですね、置いてあるはずですよ。ないから言っているんだよと声が大きくなってしまった。さすがに、すみませんと言ってバスタオルを差し出してくれた。部屋に戻り、着替えて街に出る。それにしても部屋に金庫もないとは呆れた。まずは西郷さんの銅像を見に行く。途中で携帯が鳴る、元気ですかとかみさんの声。今、鹿児島にいて西郷さんの銅像を見に行く途中だと説明すると直ぐに電話を切ってしまう。相変わらずせっかちだ。歩道を歩いていると渋滞中の車から可愛い子供の声、おじちゃんバイバイと何回も呼んでいる。西郷さんの銅像に行くまでに私と車が何回か並ぶたびにおじちゃんバイバイと話しかけてくる。偉いねと褒めてしまう。おじさんは鎌倉からオートバイで九州まで走ってきたんだよ~と言って、今、九州を旅していると説明すると運転していたお父さんが、え~~~と言って驚いていた。今の世の中なにかと物騒ぎな時代なので見知らぬ人とは話をしてはいけないと教育している時代だ、寂しい限りだ。見知らぬ土地で子供が声をかけてくる、なんだか嬉しくなってきた。こういう子供がいると言うことは日本も捨てたもんじゃないと思う。本当に嬉しかった。西郷さんの銅像は小高い丘の中腹に建っていて、写真を撮っても上手く写らない気がしたが記念なので近くに行った方に記念写真をお願いする。ホテル紹介の佐土原酒店に鹿児島焼酎を買いに行き、お土産にする。鹿児島に来たらさつまあげ、さつまあげと言えば徳永屋。残念だが徳永屋は休みだった。七味小路に行き小料理屋魚市に入る。店の中がハデなネオンで輝き、や~な雰囲気がするがホテルのおすすめなので大丈夫だろう。一番安そうなイカの刺身と味噌汁そしてライス、これなら900円ですみそうだ。注文したが女将さんが少し寂しくないと言い別の物を混ぜましょうと勝手に決めてしまう。中原別荘に泊まり、時間が遅かったので夕飯が出ないので魚市さんを紹介された事を説明する。どちらから来たのですかと言われ、鎌倉からオートバイで旅をして今日、鹿児島に来たと言うと、いいわね~と言い不景気なのに旅行ができるなんて私なんか旅行なんて一生出来ないは。自分は小遣いを貯めて旅をしていることを説明するが、小遣いを貰えるだけいいわねと言われてしまう。それにしてもお粗末な夕食だ!支払いで2257円。ホテルの紹介なのに高すぎる。ホテルに戻りもう一度風呂に入る。部屋に戻りお金をだして泊まるにはあまりにもお粗末だ。早く寝ることにする。ベッドに入り寝ようとしたが隣の部屋で皿を洗う音と人の声、22時を回っても音がする。さすがに腹が立ち隣の部屋を覗くと洗い場で大勢の仲居さんが洗いものをしている。煩くって寝れないだけれどと言ってしまう。すみませんと言いながら23時まで洗いものをしていた。泊まれるところがなかったので泊まれる場所が決まった時は嬉しかったが、いざ泊まってみると腹が立つ。お休み。
 
 
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